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エンジニアと評価

クライアントに正当に評価してもらうためには

2017-08-30

エンジニアとして仕事をしているとよく直面する問題がある。それは、クライアントから評価があまり良くない、という問題だ。もちろんエンジニアとしての技術が低いというわけではない。高い技術を持っていても低い評価をもらってしまうことがあるのだ。
頑張って仕事をしても評価が低いのでは困ったものだろう。ではそのような場合、一体どうすればいいのだろうか。

これは高度な技術を持つエンジニアと全くの素人であるクライアントとの溝が大きく関係している。エンジニアとしては当然のことでもクライアントからしては全く理解出来ず、うまく評価が出来ないということがある。そのためエンジニアがクライアントへ配慮をすることが求められるのだ。
そこで配慮すべきポイントは3つある。

まず1つ目は分かりやすく説明することだ。
エンジニアの中では常識的なことでもお客さんには難解に聞こえることが多々ある。出来る限り専門的な言葉を使わずに、誰でも理解出来るような説明を心がけた方がいいだろう。

2つ目は技術的に不可能な要求であってもすぐに「出来ない」と言わないことだ。
クライアントから無茶な要求が来るのはよくあることだ。しかし無理だと分かっていてもすぐに否定せず、一度どういう経緯でその要求をしたのか聞いてみた方がいいだろう。話をすることで他の方法を見つけることが出来るかもしれない。

3つ目は主体的に提案を行うことだ。
エンジニアとしては言われていないことをすることに対して抵抗を持ちがちだが、クライアントからしてみれば提案がないのは怠惰に見えてしまう。御用聞きではなく、積極的な提案を行うと良いだろう。またその際も難しい言葉は使わずに、誰でも理解出来るように説明することが大切だ。

仕事で評価されるITエンジニアとは

2017-08-24

評価されるITエンジニアとそうじゃないITエンジニアの違いは、仕事で求められていることが分かっているかいないかの違いではないだろうか。

ITエンジニアの仕事と言えばプログラミングなので、プログラミングが出来ればいいと考えている人も多いかもしれない。しかし実際にはプログラミングというものはクライアントがコンピューターにどう動いてほしいのか、ということをコンピューターに伝える手段なのだから、ITエンジニアにはクライアントとコンピューターの間のコミュニケーションの伝達を円滑にすることが求められている。
そう考えるとプログラミングをする上で重要なことはプログラミングの知識はもちろんのこと、それに加えて「クライアントの気持ちやしたいことを理解する能力」と言える。

クライアントによっては実現したいことが明確な場合もあればそうでない場合もある。
そういった場合には丁寧なヒアリングを行うことが大切だ。クライアントの立場に立ってものを考え、困っていることを具体的に聞きだすことで、満足してもらえるものをつくることが出来る。

またプロジェクトの多くは自分一人で行うのではなく、チームで行うものだ。
メンバーの気持ちを考えずに行動することはチーム全体の士気を下げ、作業の効率を悪くしてしまうことにもつながる。

これらのことから考えると、ITエンジニアの仕事に求められているものとはただ知識だけでなく、相手の立場に立ってものを考えることが出来る共感力や理解力だと言うことが出来るだろう。